<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up

現代人の夏バテは「冷えバテ」!!

 外が暑いので、どうしても薄着になってしまいますよね。
だけど、電車やオフィス、デパートなどどこでも冷房が効いています。さらに、外が暑いからと、冷たい飲みものや食べ物を口にすることが多いです。この薄着、冷房、冷たいもので、トリプルに内臓が冷えてしまっているんです。
昔クーラーがなかった時の夏バテは、暑くて食欲が落ちたり、眠れないことが続いて夏バテになっていました。
   今は、内臓冷えによる食欲不振、胃もたれ、便秘、下痢、生理痛・生理不順、むくみ、不眠などが起こっているのです。外は暑いけど、中は寒い・・・この違う2つの環境にうまく対策していくとよいです。
   外にしばらくいるときは、薄着で冷たいものをとってもいいですが、クーラーの効いた場所に長時間いるときは、カーディガン、ひざ掛け、温かいものをとるなどして調節するといいですね!
   寝るときも、ヘタにクーラーをタイマーなどにしておくと、途中で暑くなって、起きてまたクーラーをかけて・・・といったように、良い睡眠がとれないので、私は、寝るときも温度27度、28度くらいにクーラーをかけて、春秋用の長袖長ズボンのパジャマを着て、春秋用の掛布団をかけて寝るのがよいと思っています。良い睡眠をとることも夏バテ予防になりますので。

教えて!石原新菜先生!

Q&A

Q1. 年代別で暑い日を
健康に過ごすために
注意することはありますか?

A.体力が少ない小さな子供やお年寄りは、
とくに熱中症には気を付けていただきたいです。

 子供は遊ぶことに夢中になって、帽子をかぶらなかったり、水分補給の間隔が長くなってしまったり、気づいたら、元気がなくなってたということもあります。またベビーカーの赤ちゃんにも本当に注意していただきたいです。ベビーカーは地面に近いので、アスファルトの熱や太陽の反射した光を浴びるので、とても熱くなります。外にいるときは、ベビーカーにひんやりシートを引いたり、ベビーカーに取り付けられる小さな扇風機もありますし、こまめに赤ちゃんの様子をみて、水分補給もこまめにした方がいいです。

 

 お年寄りは体温調節がうまくできない場合もあります。喉がかわく感覚も低下している場合もあります。涼しい服装やお部屋の風を対流させたり、水分補給をこまめにすることが大切です。

Q2. 暑くて頭がぼーっとするときの
気分解消方法などはありますか?

A.身体から熱を逃がしましょう。

濡れたタオルを首に巻いたり、おでこに熱さまシートを貼ったり、今はそういったグッズがたくさん売られていますので、うまく活用するとよいです。
脇に保冷剤をいれたタオルを挟むのもいいです!
あとは、風を対流させて体表面の熱を流してあげるとよいので、うちわや扇風機などを使うと良いです。

Q3. 長引く夏風邪を予防するにはどうしたらいいですか?

A.自分の免疫力を上げて、
かかりにくい体、
かかっても治りが早い体を作っておくことがポイントです。

夏風邪は、感染力が強くて、長引くのが特徴です。ウイルスが原因ですから、細菌をやっつける抗生剤のようなお薬はないのです。
だからこそ、自分の免疫力を上げて、かかりにくい体、かかっても治りが早い体を日頃からつくっておかないといけないですね。
もちろん、手洗い・うがいは基本ですが、十分な睡眠をとる、冷たいものを飲みすぎない、夏でもしっかりお風呂に浸かって体の芯から温まる、食事には、生姜やネギ、玉ねぎ、ミョウガ、にんにくなどの薬味をつけるといいですね!

先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな

医師・イシハラクリニック副院長

1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員