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楊さちこの季節のコラム

【温活習慣】温活習慣の基本は、とにかく身体を温めることに尽きます。

2024.1.12

明けましておめでとうございます。
2024年がスタートしました。
「寝正月」という言葉があるように、年始は家でゆっくり過ごされた方も多いのではないでしょうか。
身体は動かないと筋肉と代謝が低下し、身体が冷えやすくなります。
ぜひ温活習慣を取り入れて快適な一年をお過ごしください。

新しい年を迎え気分も新たになり、お仕事に、家事に、励まれていることと思います。そんな中でも、寒い今の時期は身体を動かしたくないと思うこともありますよね。でも身体を動かさないと、筋肉はどんどん痩せてしまいます。もし風邪などで1週間寝込んだとすると、筋肉は20%も低下します。2週間ならばなんと 40%!驚くべきスピードで筋肉が衰え痩せていくんです。筋肉が痩せると代謝も下がり、身体が冷えやすくなります。つまり、動かない生活は健康の大敵なのです。反対に筋肉量が増えると代謝が増え、健康になるだけでなく、太りにくい身体が手に入ります。

2024年、身体に貯めるなら脂肪や罪悪感よりも筋肉です。

【3つの〝首〞と筋肉を温める】

冷えた部位をピンポイントで温めるのはもちろん、筋肉が多い部位や〝首〞が付く3つの箇所を意識することが大切です。血流がよくなると体温が上がってくるので、血流の多い動脈が通っている場所を温めると全身を効率よく温めることができます。そこで押さえておきたいのが、大きな筋肉で構成されている部位と〝首〞が付く3つの部位。首元・手首・足首の3つは、皮膚の近くに動脈が通っていることもあり、効率よく身体を温められます。

首は表面近くに、頸(けい)動脈という太い血管が走っています。温めることで、身体全体が速く温まりやすい場所です。カイロなどで首の後ろや付け根を温めると、肩こりや頭痛の解消にもなります。動脈が表面近くにあるので冷えやすい場所でもありますから、外出時は冷えないようにマフラーやネックウォーマーを巻くなどしてください。

手首・足首

手首・足首を温めると、寝付きもよくなるというメリットもあります。人は寝るときに、身体の中心部の体温を手足に逃がして、体温を下げながら睡眠モードに入るため、手首・足首が冷えていると体温の逃げ場がなくなり、スムーズに眠りに入れなくなるんです。レッグウォーマーや、手首が露出しないパジャマを選んでください。

二の腕

二の腕は上半身で一番筋肉が多い部位。カイロを貼ったりするのは難しい場所ですから、カーディガンやショールを羽織るなど、着るものを工夫しましょう。

お腹

身体の中心であるお腹は胃や腸、女性なら子宮などの臓器が集まる場所なので、もっとも冷えないように気をつけたい場所です。触ったときにお腹が冷たいなら、内臓が冷えて基礎代謝も下がっている証拠。普段から腹巻きをするなどして対策しましょう。

腰、おしり、太もも

腰から太ももにかけては、身体の約半分を占める筋肉が集まっています。お腹周りと同じく腹巻きをしたり、デスクワーク中には、膝掛けを太ももの上に置いておくなどすれば、全身がぽかぽか温かくなることを実感できるはずです。

【普段の家事を運動時間に変えて筋肉を貯める】

温活習慣には筋肉量を増やすことが必要不可欠です。でも、仕事や家事が忙しくて運動時間が取れない方も多いと思います。ならば、家事時間を有効に使ってみませんか?おっくうな家事が、温活習慣対策にも、ダイエットタイムにも変わると楽しくなるから不思議です。

運動効果を高めるポイント

正しい姿勢、軽く腹筋に力を入れた状態をキープ、足腰を動かす。例えば...

◆窓ふきお腹

窓ふきは、高いところや低いところを掃除するので、立ったりしゃがんだりを繰り返すことで足腰が鍛えられます。また手を上下左右に動かすことで二の腕痩せにも効果あり!

◆掃除機やモップがけ

作業中に足を少し伸ばしたり、移動せずに腰だけをひねらせてみてください。足腰だけではなくお腹痩せにも効果あり!

◆炊事

炊事は脚の筋肉が鍛えられます。立っている時に、かかとの上げ下げをすると、足腰を鍛えながらヒップアップにも効果あり!

◆洗濯物を干す

洗濯物を干すときに1枚ずつスクワットを意識してしゃがんで取りましょう。そして、干すときに腕をしっかり上げ下げすれば、背中周りスッキリにも効果あり!

◆買い出し

歩くことも立派な運動です。正しい姿勢を意識しながら歩くことで、全身がシュッとします。またカートを使わずに買い物かごを手で持てば、より消費カロリーを上げられます。

2024年は【温活習慣】で、温かさと筋肉を身につけて、健康な身体づくりにチャレンジしてみませんか?

プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

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