楊さちこの季節のコラム
本格的な冬に向けて今からできる体調管理方法
2020.11.04
ようやく秋らしさを感じるようになりました。秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、1年の中で最も活動しやすい時期です。しかし、急に気温が下がることもあるので体調管理には気を付けたいところです。より健康にいきいきと過ごすため、冬に向けての体調管理を今から始めていきましょう。
薄着で過ごす習慣を今から身につけましょう!
秋は、冬に向けての体調管理に最適な季節ですが、気温の変化も激しく風邪をひきやすい季節でもあります。
逆に、この時期に冷たい外気に触れると、体温の調節機能を高める効果が期待できます。薄着を続けていると寒暖の刺激を多く受けるため、皮膚や鼻の粘膜が鍛えられ風邪をひきにくくなります。冬に向けて薄着の習慣をつけるには、今のこの時期から始めるのがおすすめです。
2020年の冬に行うべき体調管理方法
薄着習慣に加えて、去年とは違う「2020の冬」に向けての体調管理に気をつけていただきたいポイントが3つあります。
1.感染症の予防
2.住環境の調整
3.食事と運動
気候として「低温・乾燥」に傾く冬は、ウイルス性の風邪様疾患が増え、体調を崩しがちです。寒さを緩和するためには暖房の稼働や衣類の調整が必要です。そして、体温を維持するために消費カロリーを増やさなければなりません。年末年始などのイベントで増加する飲食の機会なども、体調管理にはネックになってしまいます。
1 感染症の予防
ウイルスの大きさ(およそ0.1µmほど)からすれば、咳やクシャミによる飛沫感染をマスクで完全に防御できるわけではありません。しかし「マスク」を着用することで、飛沫の唾などは止めることができます。
インフルエンザウイルスなどに感染しながら、人混みの中に紛れている人もいます。万が一、不用意に触れ合ってしまった際のリスク軽減、また咽喉や鼻の粘膜を乾燥させにくくする意味でも「マスク」着用はとても有効です。
そして、こまめな「手洗い」を行うことは、環境中のウイルスを手から鼻や咽喉に運ぶことを防ぐ上で役に立ちます。今年は特に、手の平や顔、口といった部分が触れるものに注意することが大切です。また、出先の公衆トイレなどで手洗いや便器使用後の水に接触しないよう、できるだけ「マスク」を着用したままトイレを使用することを忘れないでください。
2 住環境の調整
冬に健康的な生活を送るためには、家の中で程よい暖房や加湿を施すことが大切なポイントです。インフルエンザウイルスなどは、気温が低く乾燥した環境では、身体の外に排出されても長い間感染力を持ち続けてしまう性質があります。しかし、湿度が50%あれば約10時間くらいで死滅してしまうとも言われています。ですので、部屋の中の気温は20度前後、湿度は50~60%を目安に保温加湿をしてください。温度が高すぎたらのぼせてしまいます。
さらに、カビやダニの繁殖リスクが高まります。ポイントは、気温や湿度は体感に頼るのではなく、生活スペースの数か所、浴室・脱衣室・トイレ・キッチン・居間・寝室などに温度計や湿度計を準備して確認することです。
3 食事と運動
食べ過ぎ、飲み過ぎを避け、身体を動かすようにするのが大切です。
しかし、実際に行うのは簡単なことではありません。そこで慣れないことを新しく「やる」より、いくつか「やらない」ことを決めてみるのはいかがでしょうか?
ひとつからでもぜひ取り入れてみて下さい。
この時期やらないこと
- 夜20時以降の飲食をしない
- 空腹時はお酒を飲まない
- 1時間以上同じ姿勢でいない
- トイレを我慢しない
- 身体を冷やさない
- 起きてすぐに激しい運動をしない
薄着+3つのポイントを今から心がけるだけで、今年の冬も快適で健康な生活をお送りいただけるかと思います。ぜひ今から試してみてください。
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