楊さちこの季節のコラム
寒い冬の屋外と室内の過ごし方
2021.02.01
気温が下がり、より一層寒さ対策が必要となりました。寒さ対策をしっかりすると乗り物や建物の中では汗ばんで、体温調節が難しいと感じませんか?今回は寒い冬の「汗」の存在に注目し、ご自身で気軽に体温調整ができるポイントをご紹介します。さらに冷え込む時期だからこその寒さ対策です。ぜひ皆様もお試しください。
寒い冬こそ汗冷えに要注意
気温が下がり、日中も防寒対策が必要となってきました。寒くなればなるほど、屋外と室内の気温の差が激しくなります。外出時にあれこれ考え、たくさん重ね着をしたのに、乗り物や建物の中に入ったら暖房がよく効いている、家を出る時は寒くても屋外をたくさん歩いたらポカポカする。実際外出をすると「暑い」「汗をかいてしまう」ということがありませんか?「服を着込みすぎて汗をかく」ことは、着心地の悪さはもちろん、汗がだんだん冷えていくと、体温が奪われてしまう「汗冷え」を招き、風邪を引く要因になることもあります。
汗冷え対策とは
冬の服装としては「汗をかきそう」という身体のサインを察知したときに、脱ぎ着できる着こなしがおすすめです。コートやマフラーを脱ぐことはもちろんですが、長時間暖房がよく効いた建物内にいる場合は気軽に持ち運べるカーディガンを用意することがおすすめです。
そして、たくさん着込むよりも、「3首」という、身体の中の「首」とついているところ(首・手首・足首)を冷やさないように気をつけましょう。実は3首あたりには、大きな動脈が通っています。ですので、冷たい外気があたると寒く感じやすくなり、しっかり温めると血のめぐりが良くなり、温かさを実感しやすくなります。
「3首」を温める方法
首
マフラーやタートルネックのシャツで守る。
手首
手首をしっかり温めるシャツや手袋を着用。
足首
丈が長い靴下やレッグウォーマー、ブーツを履く。
冷たい空気が隙間から入り込まない工夫をするのも大切です。
そして、もう一つ大切なことがあります。それは、寒い冬を快適に過ごすための基本「汗冷えしにくい下着を身に着けること」です。「汗冷えしにくい下着を身に着けること」で、屋外や室内共に快適に過ごせます。そのためには、下着の素材の特徴を知ることが大切です。
下着素材の特徴
■綿…
体温を逃がさずに保温し、衣服内の温度変化から身体を守る。肌触りが良く、汗をよく吸い込むので着やすい。吸水性が高いので少し乾きにくい。
■ポリエステル…
保湿性が高いので温かく保ちながらも、汗をかいても乾きやすい。
■アクリル…
ウールより手頃な価格で購入しやすい。保温性があり、柔らかくて軽いため、普段使いにもおすすめ。
■レーヨン…
吸湿性に優れていて、静電気が起きにくい。また吸水性も高く汗を吸うので体温調整にもおすすめ。綿と同じく少し乾きにくい。
この冬は、どこにいても「汗冷え対策」をして快適な生活を送ってください。
▼おすすめの商品

レッグウォーマー
税込 4,400円
寒い冬、ただ着るだけで足湯のように温かい!
● サイズ : F・LL
● カラー : グレー・ピンク・ブラック
● 素材:綿58%、ポリエステル40%、ポリウレタン2%
※男女兼用