着る岩盤浴 BSFINE 着る岩盤浴 BSFINE

楊さちこの季節のコラム

「三寒四温の乾燥対策」

2021.03.01

暖かい日が続くと思ったらまた寒くなり、日中は暖かくても朝夕は冷え込むなど、体温調節が難しい「三寒四温」の季節。この時期になると、寒暖差により「乾燥」に悩む方も増え、私たちの身体にとって負担がかかることもあります。今回は、顔や髪はもちろん「全身」のうるおいを逃さないためにやるべき対策をお伝えします。ぜひ皆様もお試しください。

乾燥は「全身」をうるおすことが大切です。

私たちの身体は、寒くなると血液を脳や心臓などに集め、皮膚への循環を減らし、皮膚から熱の放散を抑え、体温の低下を防ぎます。
正常な新陳代謝をしている角質層は、細胞が絶えず入れ替わっており、健やかな状態に戻せますが、加齢や寒さが続くことで新陳代謝が遅れ、肌が作り出す保湿成分が作られず、水分が蒸発するので、乾燥が進んでしまいます。このように冬は、顔だけではなく全身の肌にとって過乾燥状態に陥りやすい季節で、対策が必要です。

乾燥を断ち切るために

1 顔や髪のうるおいを逃さない

この時期のお顔の肌は、化粧水や美容液の水分保湿だけではすぐに蒸散してしまい、うるおいを補っても追いつきません。保湿をしたら、保護力が高い油分の含まれているクリームで水分を逃さないように守りましょう。
 またこの時期は、肌だけではなく、髪も水分が蒸発してパサパサになってしまいます。ドライヤーで乾かす前には、必ず、保湿・保護効果が高い椿油などを少量、すり合わせて伸ばし、髪全体に伸ばしてください。かなりの効果が期待できます。

2 全身のうるおいのために内臓を温める

うるおいのある肌を維持するためには、スキンケアだけではなく、身体の内側からメンテナンスが必要です。冷たいものを多く摂取したり、ストレス状態が続いて内臓が冷えると、末端の血流が滞り、冷えや乾燥につながります。のどが渇いたら温かい物を飲むようにしましょう。カフェインは神経を興奮させ、血管収縮作用があるので、美肌のためにはカフェインを含まない飲み物がおすすめです。また、肌のためには、バランスのよい食事も大切です。肌のうるおいを保つビタミンAや血流を促すビタミンEや鉄分などを意識して摂取するようにしましょう。
 また、腹巻や、身体を保温する下着を普段から身につけるのもおすすめです。

3 睡眠の質を高める

うるおいのある肌のためには、日々の睡眠が大切です。7時間の睡眠が理想とされていますが、忙しさでなかなか睡眠時間を確保できない方も多いのでは。そんな時はまず睡眠の「質」を高めることを心がけましょう。一番大切なのは寝始めてから最初の90分間。この間に成長ホルモンが最も多く分泌されるノンレム睡眠が訪れるので、ここでしっかり深い眠りにつけると、細胞の成長や正常な新陳代謝が促進されて肌の保水量が高まり、自律神経やホルモンの働きもよくなります。睡眠の質を高めるためには、2つのポイントがあります。

❶入浴で身体を温める

入眠前は手足が温かくなり、深部体温が下がります。そして、深部体温と皮膚温の差が縮まると眠気が訪れます。入浴によって深部体温を一時的に上げると、その後急激に下がることでスムーズに入眠することができます。ただし、深部体温が下がるのには時間がかかるため、睡眠直前に入浴するのは逆効果。ベッドに入る90分前までに入浴しましょう。入浴する時間が取れない場合は、足湯で末端の皮膚温を上げるのも効果的です。

❷深呼吸で自律神経をコントロール

入眠前は手足が温かくなり、深部体温が下がります。そして、深部体温と皮膚温の差が縮まると眠気が訪れます。入浴によって深部体温を一時的に上げると、その後急激に下がることでスムーズに入眠することができます。ただし、深部体温が下がるのには時間がかかるため、睡眠直前に入浴するのは逆効果。ベッドに入る90分前までに入浴しましょう。入浴する時間が取れない場合は、足湯で末端の皮膚温を上げるのも効果的です。

▼おすすめの商品

ウルリカ/ブラックシリカウォーター(110ml)

税込 4,400

ブラックシリカの恵みで巡る潤う、全身用保湿ウォーターです。肌はもちろん、髪の毛にもおすすめです。

● サイズ : 110ml

プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいっまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

2ma8logo