着る岩盤浴 BSFINE 着る岩盤浴 BSFINE

楊さちこの季節のコラム

今年の夏は「暑さに負けない身体づくり」を!
夏特有の冷えを予防するヒント

2021.08.01

今年は梅雨明けが例年よりも早まり、全国的に気温が高い日が続くと予測されています。暑い時季、欠かせないものが「冷房」。しかし、「冷房の中にいると寒い・・・」と感じることがありませんか?室内外の温度差により体温調節がしづらくなり、身体を冷やしてしまうことがあります。そこで今回は、夏特有の冷えを予防するヒントをお伝えします。
暑さに負けない身体づくりをし、健康でいきいきとした快適な夏を過ごしてみませんか?

とても暑い夏だからこそ、冷え対策が必要です。

外が暑いと、心地よい冷房が必要不可欠です。でも、夏の冷房生活は、室内外の温度差によって自律神経のバランスが崩れ、体温調節のコントロールができなくなり身体が冷えてしまいます。身体が冷たくなるだけでなく、倦怠感・肩こり・頭痛・腰痛・肌荒れ・不眠・生理不順・食欲不振・夏バテなどのさまざまなトラブルの原因にもなるんです。そして、夏の身体の冷えが原因で一年中冷えに悩まされることになる可能性も…。夏には、特に、冷房の効いた肌寒いオフィスや飲食店での冷房対策を心がけましょう。
ポイントは、「3つの首とお腹を冷やさない」こと。3つの首とは、「首」「手首」「足首」。

「3つの首」の周辺の皮膚は薄く、皮膚の近くに太い血管が通っているため外気の影響を受けやすく、冷やすと血行が悪くなり身体全体が冷えてしまいます。ですが、この「3つの首」を冷やさないことで血行がよくなり、全身に温かい血液を巡らせることができるのです。

❶ まずは【首】

薄着になる夏の首まわりはどうしても冷房の冷気が触れやすくなります。首が冷えると、肩こりや頭痛だけでなく、薄毛や抜け毛、シミやシワの原因になります。首は大きな血管やリンパ節などが集まっている重要な部分なので、温めることによりリンパの流れもよくなり見た目の美しさの面でも効果的!ネックウォーマーやスカーフで首を保護し、血流を良くし、冷えを予防しましょう!

❷【手首】と【足首】

夏でも、冷たさを感じやすいのが末端部分。それは、外気の暑さから部屋に入り、冷房の寒さを感じると急に血管が収縮し、血流が少なくなるからです。わたしたちの身体は、内臓などの臓器に優先的に血液を送るために、冷えると手足などの身体の末端に血流が届きにくくなってしまいます。

半袖を着ているときでも、冷房の効いた部屋に入った時に、リストバンドなどで手首を保護すると、冷えにくくなります。また、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど大事な部位です。心臓から足に送られてきた血液を、心臓に戻すポンプのような働きをしてくれています。冷房生活の夏には、マッサージやストレッチでむくみ対策をしたり、レッグウォーマーや靴下を履いて、冷えから保護して血流を良くしておくと、足先から心臓へと血液が元気よく巡り、新陳代謝もよくなります。

❸ 大切なのが「お腹」。

暑いときにおいしく感じる冷たい食べ物や飲み物ですが、これが冷えの大敵。氷入りのドリンクなど冷たい物をとった場合、約37度であるはずの内臓が一気に冷えてしまい、その冷えた内臓を温め直すには大変なエネルギーと時間が必要になります。そして、内臓が冷えるとお腹を下しやすくなります。冷房が効いていて身体を冷やす部屋の中で、冷たい食べ物や飲み物を摂ったら、ダブルで身体を冷やしてしまいます。だから、冷たい食べ物や飲み物をなるべく控えることと、腹巻やおへそまである下着でお腹を身体の内と外から保護することで冷えから守ることが大切です。

ちょっとのことで、夏の冷えから身体を保護できて快適な生活が手に入ります。冷え対策で重要な「3つの首とお腹」を意識して保護して元気に夏を過ごしてみませんか?

▼おすすめの商品

ネックウォーマーS

税込 3,850

冷える首まわりを蒸れずにサラッと温めます。汗をかいてもベタつきません。

●カラー:ベージュ・ピンク・ブラック

●サイズ:フリー

●素材:ドライメッシュ生地

手首・足首サポーター

税込 3,300〜5,500

巻くだけでサッと固定し手首や足首をじんわり温めます。

●カラー:ブラック

●サイズ:フリー

●素材:ナイロン56%、ポリエステル35%、ポリウレタン9%

ウエストウォーマー(男女兼用腹巻)

税込 4,400~4,950

お風呂上がりに着けるだけで、湯冷めせずに朝までぐっすり。

●サイズ:S・M・L・LL

●長さ:30cm

●カラー:グレー・ピンクベージュ・ネイビー・ブラック

●素材:ポリエステル58%・綿38%・ポリウレタン4%
※男女兼用

プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

2ma8logo