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楊さちこの季節のコラム

快適に冬を過ごすための「衣食住」

2021.11.01

今年の立冬は11月7日です。立冬とは二十四節気の中の一つで冬の始まりを意味します。朝晩だけでなく日中も冷え込みはじめ、「一日中手足が冷えてつらい。」「冷え対策をしても全然改善されない」とあきらめていませんか?そこで今回は快適に冬を過ごすためのポイントを「衣食住」の視点からお伝えします。
冷えに負けず快適に冬を過ごしませんか?

衣服で温めるポイント

「衣」は昼の服装(三暖)が大切。
中医学では冬の外出時に大切なのは「三暖」、つまり、頭と背中と脚の3か所が暖かいことだと言っています。その理由と、必需品をお話しします。

①頭を温める

外出時には帽子をかぶる

頭は、寒さによる刺激を受け易く、血管が収縮したり、頭部の皮膚が緊張することにより頭痛や風邪、胃腸の不調を起こしやすくなります。

②背中を温める

外出時にはマフラーやショールを忘れない

背中にはたくさんの内臓のツボがあり、そこが冷えると、身体のコリだけではなく、頸椎や腰椎にも影響を与えるので、上肢、下肢の筋肉や関節、内臓などの健康に害を及ぼします。

③脚を温める

靴下やタイツやパッチやレギンスを履く

脚が寒さの影響を受けると、上呼吸道粘膜内の毛細血管が収縮し、繊毛の動きもスローダウンするので、抵抗力が落ちて来ます。

身体の内側から温めるポイント

「食」は身体が温まる食材を食べることに加えて食べ方のポイントもあります。

①身体を温める食べ物を効果的に取り入れる

まずは身体を温める温熱性食材を多めに、身体を冷やす寒涼性食材を控えめに摂ることがポイントです。たとえば白砂糖と黒砂糖で迷ったら、温熱性食品の黒砂糖を選ぶとよいでしょう。

②加熱して温かくしたものや、常温のものを食べる

加熱した温かいメニューで内臓を温める事もポイントです。温熱性食材でも、冷たいものを食べれば身体は冷えてしまいますし、寒涼性食材にも季節の野菜や果物など栄養価の高い食べ物は多いのでむやみに避けるのはよくありません。この場合は、野菜であれば、生のサラダは避けて温野菜や煮物にするとか、果物であれば、常温のものを食べるとか、食べる前後に温かい飲み物を摂ることでも調整ができます。

③スパイスを活用する

身体を温める効果のある生姜、にんにく、胡椒、唐辛子、七味、ネギなどを料理にちょっと加えることによって、身体が温まります。たとえば、うどんは身体を冷やしますが、熱々汁のうどんにし、七味や刻みネギや生姜を加えることによって、身体がポカポカ温まります。

④温かい飲み物をとる

⑴紅茶、プーアル茶、ウーロン茶
製造過程で発酵しているお茶です。
⑵ココア、黒豆茶、赤ワイン
ポリフェノールの血管拡張作用により、血流を良くしてくれます。
⑶日本酒、紹興酒
製造過程で発酵しているため、身体を温めます。
⑷ショウガ湯、ショウガ紅茶
ショウガに含まれるショウガオールが身体を温めます。

暖房や加湿器で快適に温めるポイント

「住」で一番大切なのは、住環境の温湿度の調整です。

冬に健康的な生活を送るためには、家の中に程よい暖房、加湿を施すことは大切なポイントです。インフルエンザウイルスなどは、気温が低く乾燥した環境のもと、身体の外に排出されても長い間感染力を持ち続けてしまう性質があります。しかし、湿度が50%あれば、約10時間くらいで死滅してしまうとも言われています。
だから、部屋の中の気温は20度前後、湿度は50〜60%を目安に保温加湿をしてください。温度が高過ぎたらのぼせてしまいます。おまけに、カビやダニの繁殖リスクが高まります。ポイントは、気温、湿度は体感に頼るのではなく、生活スペースの数カ所、すなわち、浴室、脱衣室、トイレ、キッチン、居間、寝室などに、温度計や湿度計を準備して、確認することです。

この冬も快適に温かくお過ごしくださいね。

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プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

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