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楊さちこの季節のコラム

冬の肌と喉の乾燥対策

2021.12.01

身体が凍りつくような木枯しが吹き始め今年もあと僅かだと感じます。
冬になると「身体の冷え」の他に多くの方がお悩みになる「乾燥」。
乾燥により喉がイガイガして風邪やインフルエンザが流行ったり、肌がカサカサ乾燥して肌荒れの原因になってしまうことも・・・。
そこで今回は冬の喉と肌の乾燥対策のポイントをお伝えします。
肌に潤いを上手に取り込み快適な冬を過ごしませんか?

冬に空気が乾燥することでの喉とお肌への影響とは

空気が乾燥する季節になりました。
風邪やインフルエンザなどの感染症が流行るだけでなく、身体の表面が乾燥することによりお肌が荒れやすくなります。また、身体の内面が乾燥することにより脱水状態に陥ることも。
今回は、これから迎える冬本番を元気に乗り切るために、身体の外と内から“潤い”を上手に取り入れる方法をお伝えいたします。

①気道粘膜への影響

体内に入ってくる空気は鼻粘膜で加湿・加温され、異物を取り除かれた後、肺に達します。しかし、外気が乾燥しすぎていると、鼻粘膜による加湿だけでは間に合わず、空気は乾燥したまま気道に入ります。
すると、異物やゴミを排除するために必要な機能が抑制されるほか、粘液の粘稠度が増して溜まってしまい、気道の清浄化が妨げられます。このような防御機能の低下によって、風邪等のウイルス感染を起こしやすくなってしまいます。

②お肌への影響

皮膚には、皮脂などが皮膚の表面で膜を作り、水分をキープしたり、蒸発しないようにするバリア機能が備わっています。しかし、乾燥した冷たい外気にさらされると皮脂分泌量が減ることでバリア機能が低下し、水分が抜けやすい状態となってしまいます。乾燥した皮膚は外的刺激に弱く、掻くことでより強い皮膚トラブルとなることもあります。

今スグできる乾燥対策

①水分補給

冬も夏場と同様にこまめな水分補給が必要です。体内の水分量を維持することで脱水と気道粘膜の乾燥を防げます。また、乾燥肌対策としても有効です。朝・昼・晩の食事に加えて、食間、入浴前後、就寝前、起床時等コップ一杯程度の水分を摂るようにしましょう。

【アドバイス】アルコールやカフェインの入った飲料は利尿作用が強いため、水分補給としては適しませんので注意しましょう。

②室内の加湿

最近の住宅は室内が乾燥しやすいといわれていますが、インフルエンザなどのウイルスは冷たく乾いた環境を好むため、室内をしっかり加湿することがウイルス対策にも、お肌の潤いを保つことにもつながります。加湿器等を上手に使い加湿を心がけて下さい。

③寝る時にマスク着用

外出時にマスクをするのはもうスタンダート。
実は、寝る時にマスクを使うと良いのです。

その理由は、マスクをしていると、自分の息がマスク内にこもって口の周りの湿度が高くなります。そして、その湿った空気を吸うことで、鼻や喉の乾燥を防ぐことができるからです。同様の理由で、カサカサが気になる唇や肌も、湿度の高い状態にあるので、潤った状態にもなります。

【アドバイス】寝る時に使うマスクは、保湿性や吸水性に優れた布素材がおすすめ

④保湿剤を賢く使う

家事の後や洗顔後、入浴後などは手や顔、身体の肌が乾燥しやすい時です。自分の好みや求める効能にあった保湿剤を選んでみてください。ただし、これらの保湿剤もあくまで本来持つバリア機能を助けるためのものです。過度な使用は避け、皮膚の調子が良くならないときは専門医に相談しましょう。

これで、今年の冬乾燥はこわくない!潤いのある喉とお肌をキープして快適な冬をお過ごし下さい。

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おやすみ時の乾燥から喉と鼻を守る夜専用のマスクです。

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プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

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