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楊さちこの季節のコラム

「身体を冷やす習慣」と「身体を温める習慣」

2022.02.01

今年の立春は2月4日です。立春とは二十四節気において春の始まりとされる日です。 段々と春に近づいてきましたが、2月もまだまだ冷えて辛いと感じていませんか? 今回は「身体を冷やす習慣」と「身体を温める習慣」についてお伝えします。 日頃行っていたことが実は身体を冷やす習慣になっているかもしれません。身体を温める習慣を身につけ冷えに負けないよう過ごしませんか?

身体を冷やす習慣と身体を温める習慣

「冷え」とは、身体に熱が巡らず、手足が冷たくつらく感じる状態を言います。例えば、肌荒れ、むくみ、耳鳴り、肥満、胃痛、胸やけ、便秘や下痢、肩こり、腰痛、足の痺れや足のつり。女性では、さらに生理痛や生理不順を訴える方もいます。また、身体の冷えがひどくなると不眠や疲労感、集中力の欠如、目の下のクマなどあらゆる不調を引きおこします。
また、代謝が低下することも知られています。さらに、風邪などのウイルスから身を守るために重要な免疫力も下がってしまうことがわかっています。
この冷えを解決すべくいろんな方法を習慣にしていらっしゃると思います。が、それは、本当に「身体を温める習慣」なのでしょうか?実は、「身体を冷やす習慣」だった!ということもあるんです。
今回は、「身体を冷やす習慣」と「身体を温める習慣」についてお話しいたします。
皆様はどちらをされているのでしょうか?
◦×チェックをしてみてください。

睡眠時の習慣

①寝る時に足先の冷えを防ぐためにすること

身体を冷やす習慣

靴下を履く

身体を温める習慣

レッグウォーマーを履く

足先が冷えていると眠れませんよね。眠りにつくには足裏から放熱して皮膚温を下げることが必要ですが、靴下で覆ってしまうとその放熱も妨げることに!睡眠中に足裏の汗がこもると余計に寝苦しくなります。
 足裏の放熱や汗の蒸散を妨げずに足を温めるには、冷えやすい足首だけをカバーして、足先は覆わないレッグウォーマーを履いてください。血流を滞らせないよう、締め付けないものを選びましょう。
 ゆるめの腹巻で身体の中心を温めるとなおよし!です。

②全身を温めるためにすること

身体を冷やす習慣

電気毛布を一晩中つかう

身体を温める習慣

敷布団を工夫する

寒くなると、体の上にかける寝具を増やしがちです。てっとり早いのが電気毛布ですよね。
でも、電気毛布のスイッチを一晩中つけて寝ると、体の深部体温が下がりにくくなって、深い眠りが妨げられます。さらに、寝汗をかいてしまい、自律神経が休息できずに疲労がつのります。おまけに、寝床を温めすぎて汗をたっぷりかいてしまうと、脱水症の危険も。また、暑くて途中で目が覚めたり、布団を蹴って、汗で濡れたパジャマが冷えて最悪の場合は風邪を引いたりすることもあります。
実は、寝床の中の熱の多くは、敷布団やマットレスを通して逃げていきます。寝床から熱を逃がさないためには、敷布団を2枚に増やしたり、敷布団やマットレスの上に、吸汗速乾で肌触りのよい敷きマットを使うと、温かさが続きます。

入浴時の習慣

①入浴

身体を冷やす習慣

熱いお湯にさっと浸かる

身体を温める習慣

熱すぎないお湯にゆっくり浸かる

熱いお湯にさっとつかるだけでは、身体の芯まで温まっておらず、ポカポカが長続きしません。逆に、十分温まっているのに我慢して入り続けると、のぼせや熱中症の危険があります。約40℃の熱すぎないお湯に、15分程度つかることが身体を温める目安です。
おでこや鼻の頭が汗ばんできたら体温が上がっているサインなので、汗をかいてきたら無理をせずお風呂から上がるようにしましょう。

②浸かり方

身体を冷やす習慣

半身浴

身体を温める習慣

全身浴

体温には、体の表面の温度である「皮膚温」と、脳や内臓など体内の温度「深部体温」があり、冷えや免疫力と深く関係しているのは深部体温です。
この深部体温を上げるためには、しっかり肩までお湯につかり、血流を良くして身体の芯まで温めることが大切です。

防寒時の服装習慣

身体を冷やす習慣

厚手のものを着込む

身体を温める習慣

薄手のものを重ね着する

厚手のセーターや上着は一見暖かそうですし、身につけてすぐはとっても暖かく感じます。しかし、温まりすぎると、汗をかいても体温調整をしにくくなるんです。
 また上半身が温まりすぎると、冷えのぼせの原因にもなります。
冷えのぼせを防いで効果的に体を温めるには、「頭寒足熱」を心がけましょう。
 腹巻きを含め下半身を重点的に、薄手の重ね着で身体の熱を逃さない空気の層を作ってください。吸汗速乾性の肌着を活用しての重ね着をおすすめします。

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プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

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