楊さちこの季節のコラム
寒い冬の睡眠法
2022.11.01
段々と肌寒くなり冬の訪れを感じるようになりました。
冬になると夜を過ごす時間が長くなります。
そして身体が冷えて眠れないことが多くなることも。
そこで今回は快眠するための睡眠環境の整えについてお伝えします。
睡眠の前の準備を整えることで快適におやすみいただけるので、ぜひ出来ることから始めて快適にお過ごしください。
睡眠のメカニズム
眠りのしくみを知って、温まって快眠するために睡眠環境をととのえてみませんか?
私たちの睡眠は体温のリズムと連動しています。体温が下がると眠くなり、体温が高くなるときに、目覚めの準備が始まります。
体温といっても「深部体温」という身体の中心の熱のことです。
人は眠ろうとするとき、手足の血管をひろげて熱を身体の表面から発散して身体の深部の体温を下げます。
赤ちゃんは眠くなるとぐずって手足が温かくなってやがて寝てしまいますが、大人も同じ。
眠たくなると体温はいったん上がってから下がるという睡眠前のリズムがあります。
眠りにはバスタイムが大切
眠りのためのバスタイムを過ごすには、入浴方法を工夫することが大切。
睡眠リズムを利用して、夜寝る前に入浴するとリラックスやリフレッシュするだけでなく、疲労回復にもなり、快眠のためにもとても有効なんです。
今回は、基本的な入浴方法や注意すべきことを紹介します。
❶入浴の準備
温泉など、お風呂に入る前に身体を洗うのはマナー。これには、お風呂の温度に身体を慣らす役割もあるんです。
お家のお風呂でも湯船につかる前にしっかりと一日の汚れを落としましょう。

❷お湯の温度
お湯の温度ですが、高すぎるのはNG。
交感神経が活発になり、睡眠を妨げてしまう原因になります。これでは、リラックス効果も半減です。
冬は、40度ほどの適温をキープするのが良いです。

❸理想の入浴時間
さらにお湯に浸かる時間にも注目を。
長い時間お湯に浸かっていた方が、発汗し美容にも良い気がしますが、長時間のお風呂は体内の保湿成分が奪われ、乾燥肌を引き起こすとも言われています。
体温も下がりやすくなるため、長湯は避けましょう。理想は15分です。

❹入浴時の水分補給
そして忘れがちなのが水分補給。
入浴中は知らずに汗をかいているため、入浴前後でしっかりと白湯などで”温”水分補給をしましょう。

❺湯冷め対策
また、寒くなると身体の末端が冷えて、睡眠前のリズムが狂い深部体温が下がりにくくなります。
そんな時には、ベッドに入る時に手首と足首を冷えから守ることが大切です。

靴下を履いていないと冷えて寝つけないという女性もいますが、できれば足首がゆるくて寝ている間に脱げてしまうくらいの靴下とレッグウォーマーを履いてみてください。
寒い夜でも快適に過ごせるはずです。
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