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楊さちこの季節のコラム

猛暑の夏は良い汗を意識して快適に過ごそう!

2023.06.15

汗の最も重要な役割は体温の調節機能です。

汗は皮膚にある汗腺でつくられます。そのほとんどの成分が水分であり、身体の体温が上がった時に、身体の水分を汗として放散させることで体温を一定に保つ働きをしています。

質の良い汗、悪い汗の違いは〝ミネラル分〟

体温が上昇すると発汗の準備のため、血液からミネラル分と水分が汗の出口である汗腺に取り込まれます。この時、身体にとって大切なミネラル分の殆どが血液の中に再吸収され、水分だけが皮膚の表面から出てきます。これが本来の健康な「汗」、つまり〝良い汗〟です。
ところが、発汗を促す交感神経の機能や汗腺の機能が鈍っていると、ミネラル分の再吸収が行われず、ミネラル分が水分と一緒に皮膚の上に出てきます。これが〝悪い汗〟です。

良い汗(さらさら)

● ミネラル分は再び血液中に吸収されています。成分のほとんどを水分が占めているのでさらっとしていてベタつきやニオイが少ない。
すぐに乾く。
● 蒸発するときに身体から熱を奪うため、体温を下げることができる。

悪い汗(べたべた)

● ミネラル分が再吸収されず多く含まれているので皮膚についた菌の養分となりニオイの元や、体調不良(熱中症など)の原因となる。
● 大粒でダラダラ流れる汗はベタベタしていて蒸発しにくいので、体温を下げる能力が低い。

良い汗をかくための5つの生活習慣

1 部屋の温度を下げすぎない

冷房の設定温度は、下げすぎないように心掛けましょう。職場などで調整ができない場合は、冷風が身体に直接あたらないよう、カーディガンやブランケットなどを活用することをおすすめします。

2 涼しい部屋から急に暑い屋外へ出ない

冷房の設定温度は、下げすぎないように心掛けましょう。職場などで調整ができない場合は、冷風が身体に直接あたらないよう、カーディガンやブランケットなどを活用することをおすすめします。

3 肌着で身体を守る

実は、暑い夏こそ暑いからと着る枚数を減らすより、肌着を身につけることで、快適さが手に入ります。人の身体は、暑さで体温が上がると汗が出て、その汗が蒸発するときに熱が奪われることにより体温を下げます。身体にあった肌着を着ることで、汗をまんべんなく吸収して皮膚温度も低くなりむだな汗をかかなくてすみます。さらっとした着心地の吸汗速乾消臭機能のある肌着で汗対策をしましょう。

4 夏は動物性の脂肪とたんぱく質は控えめに

牛・豚・鶏などの肉類や、バター、チーズ、魚介類といった動物性の脂肪やたんぱく質を多く含む食べ物は、熱を体内にとどめてしまいがち。さらに、発汗作用もないため、食べすぎには要注意です。いずれの食材も適量を意識して、バランスの良い食事を心掛けましょう。

5 熱いお湯を飲む

止まらない汗は、どんどん内臓を冷やしていきます。夏になると体調が悪くなってしまう原因の一つでもあります。だから、夏こそ冷たい水を控えることが重要です。炎天下の中や、暑い部屋でお湯を飲めとは言いませんが、涼しい部屋では冷水を控え、代わりに、熱いお湯を一杯だけ飲むことを意識しましょう。身体の芯が温まると、不思議と汗が引いてくるものです。

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プロフィール

楊 さちこよう さちこ

医学博士、南京中医薬大學教授、東方美学研究院院長、
世界中医薬学会連合会亜健康専業委員会常務理事

中医学とは、「アンチエイジング×健康×長生き」のための学問です。中医学の教えは、「衣食住」すべてに関わるものなので、 病気を治すだけではなく、病気にならないようにすることを考えています。「人がいつまでも若々しく、健康で、長生きするための ライフスタイル」を提案し続けています。

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