新商品開発秘話
「BSファイン肌掛け布団」開発物語
2022.12.01
加茂繊維では快眠革命として眠りを変える寝具や快眠グッズを企画してきて完成した「肌掛け布団」開発物語です。
超軽量素材の完成から羽毛布団の課題解決をスタート
人生の中で最も長くて大切な時間を過ごす夜の睡眠。加茂繊維では快眠革命として眠りを変える寝具や快眠グッズを企画してきました。念願の超軽量素材が出来たのをきっかけに「開発会議で羽毛布団を企画すれば羽毛布団の課題解決ができ、さらに夜の眠りを変えることの出来る寝具が企画できる」と開発を決定。その課題とは①睡眠の質の向上②経年変化によるハウスダストの発生③アニマル由来のアレルギー「0」④洗濯等のメンテナンス⑤寝具内体温の最適化⑥冬場の光熱費の削減⑦収納性。
そこで、全国の布団メーカーを探したところ、広島県福山市にある創業七十数年を超えるイシケン様にたどりつきました。この会社はSDGsを先取りして、羽毛に変わる再生ポリエステルを活用した人工羽毛を大手紡績メーカーと共同開発している先進的な企業でした。それも通常の羽毛では羽毛の飛び出しや、ハウスダストの解決が出来ないため連続した長繊維として開発していたのです。
早速、試作を進めましたが、羽毛布団の構造を理解すればするほど簡単に製造できないことが判明。試行錯誤の末、特許技術である再生ポリエステルを使った長繊維とBSファインの特殊な不織布を開発しサンドイッチ構造にして、それぞれの機能を最大化できるように試作しました。
出来上がったBSファイン肌掛け布団は、厚さ約5㎝程、わずか800gの中綿で驚くほどの軽やかさ。さらに、上下に敷き詰めたBSファインの綿により、布団の中に手を入れると何とも言えないふわっとした軽やかさでまるで、布団を掛けていないような感覚。さらに心地よいぬくもりが身体に広がり、予想以上の完成度に感激しました。
モニターテストで「こんな気持ちいい布団は初めて」と大好評
まず社内モニターを募り、最も条件が悪い極寒の二月に実施したところ、「軽さと心地よいぬくもりが抜群」との声と共に、「布団だけでは今の時期は寒い」、「毛布がないと一枚では寒くて眠れない」との声が。ところが三月になり春が近づくと「ポカポカして気持ちよく眠りが最高です」との嬉しい声が。さらにお客様へモニターを募集したところ、約350名様からお申込みがあり「軽くて温かい」「こんなに良く眠れた布団は初めて」など、95%の方から「良かった」との嬉しいお声をいただき、発売を決めました。
自宅で洗濯が可能で収納もコンパクトで簡単。また、動物性のアレルギーやハウスダストも解決しているのでお子様にも安心です。この冬最高の眠りを実現し健康な毎日をお過ごしいただければ幸いです。
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BSファイン肌掛け布団
税込 71,500 円
掛けたその日から、夜の眠りが変わります。
詰め物:ポリエステル100% 詰め物の重量:800g