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<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up

しっかり保温して元気に冬を乗り越える!

まだまだ寒い日が続きますね。そんな寒い時期を元気に、快適に過ごせるように体調管理は大切です。
寒い朝に体を温めてくれるのは、お味噌汁。最近の研究で味噌は血圧を上げないことが分かっています。味噌汁にネギや生姜などの薬味をたっぷり入れると体が温まりますし、薬味の辛みの成分が免疫力を上げてくれますので、風邪の予防にもオススメです。腹巻きは、もちろん24時間して、冷えを感じる人はカイロを使うのも良いです。お腹や腰に貼ると良いでしょう。それから、頭寒足熱を意識したファッションでお出かけを。腹巻き、タイツやレギンス、レッグウォーマー、靴下、膝かけ、上半身は暖房の効いたお部屋だとのぼせてしまうので、脱ぎ着をして体温調節をしやすいカーディガンなどにすると良いです。また首のつくところは、冷やさないことも大事。マフラー、手袋、レッグウォーマーなどで保温すると良いです。
昼間は生姜紅茶をメインに飲むようにする。家でつくってマイボトルを持ち歩くのもよいでしょう。
そして、夜は必ず湯船につかること。シャワーだけでは体の芯から温まりません。夕食にはできるだけ温かいものを食べること。私のオススメはお鍋です。冬場は毎日お鍋でよいと思っているほどです。免疫力を上げる人参、しいたけ、ネギ、白菜、生姜・・・冬場に鍋というのは、やはり理にかなっているのですね!!
以上のことが続けれると、体がポカポカで元気に寒い冬を乗り越えられると思います!!

教えて!石原新菜先生!

Q&A

Q1.花粉症で困っています。何か対策はありますか?

A.漢方薬を飲むなら、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)がオススメです。

小青竜湯は、くしゃみ、鼻水、咳などに効果がありますので、花粉症でなくても、そういった症状がある場合に服用できます。
漢方では、花粉症の鼻炎(鼻水)、結膜炎(涙)の症状は、体の中に余分な水分が溜まっている水毒の状態にあるから、花粉というアレルゲンに反応して症状がでると考えます。つまり、水毒の状態を改善すれば、症状は軽くなるので、必要以上に余分な水分を摂らないこと、運動やサウナ、お風呂などで汗をかくこと、それからアレルギーを抑える働きのある生姜をしっかりと摂ることをするとよいです。

Q2. 寒い冬場は早起きが苦手です。すっきり目覚めるにはどうしたらいいでしょうか?

A.まずは、寝たままお布団の中で、グーっと伸びをするとよいです。

伸びをしながら体をひねったりして、少しずつ体を覚醒させていくとよいです。また起きたら、熱めのシャワーを浴びるのもオススメです。熱めのシャワーは、交感神経を刺激してぼーっとする感覚が取れます。

Q3. 身体を温める冬の正しい入浴方法を教えて下さい。

A.汗がでてくるまで湯船につかることをおすすめします。

体の芯から温まったかどうかは、汗がでてきたかどうかで判断できます。
なので、ぷつぷつと汗がでてくるまで、湯船につかることをオススメします。
40℃のお湯に10~15分、42℃のお湯に5~10分など、ご自分の入りやすい温度で良いです。
湯船から出たら、体を冷やさないようにしてくださいね。

先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな

医師・イシハラクリニック副院長

1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員

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