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温め美人プロジェクト 特別版

石原新菜先生 温活クリニック

教えて!新菜先生!お悩み解決室 教えて!新菜先生!お悩み解決室

温め美人プログラム2020年8月号は、
BSファインスタッフの質問に「冷え対策」のプロフェッショナル
石原新菜先生がお答えします。
効果的な冷え対策をはじめとした、
新菜先生が日々実践する温活について聞いてみました。

製造部横木さん 製造部横木さん

Q1.新菜先生はいつも「腹巻きは大切」とおっしゃっていますが、そもそも「腹巻き」はなぜ身体にいいのでしょうか?

石原新菜先生 石原新菜先生

お腹には大切な臓器がたくさん入っているからです。臓器がちゃんと働いていることは健康である証拠です。また、腸は最大の免疫器官と言われています。全身の免疫細胞の約7割が腸に存在しています。ですので、お腹を温めることは免疫力にも関係しています。腹巻きだと日中も夜も着けて過ごすことができるので、手軽にお腹を温めることができます。

コミュニケーションセンター高橋さん コミュニケーションセンター高橋さん

Q2.血流が悪いといわれますが自覚症状がありません。どこで見分けられますか?また、どんな影響がありますか?

石原新菜先生 石原新菜先生

本当に健康な人は、不調が1つもない!!私の実体験から、本当にそうです。
肩こり、頭痛、めまい、不眠、気分が落ち込む、胃もたれ、便秘、下痢、生理不順、むくみ、腰痛、足がつるなど。
何かしら、ちょっとした症状があれば、それは本当に健康でない証拠です。漢方でいう「未病」の状態。
この状態を放っていたら、どんどん病気の方に向かっていってしまいます。なので、まずは、何かしら困っている症状があるかどうかを把握することが大切です。
それから、平熱を測ってみること大事です。朝10時の体温を測ってみてください。36.5度よりも低ければ、冷えている、血行が悪い証拠です。

コミュニケーションセンター山田さん コミュニケーションセンター山田さん

Q3.お風呂に入ってもなかなか温まらず、冬になると湯冷めすることもしばしば。効果的な温浴方法はありますか?

石原新菜先生 石原新菜先生

ご自分の好きな温度や時間で加減して大丈夫ですが、お風呂は「40°Cのお湯で15分間しっかり浸かること」が基本です。ぷつぷつとした汗が出てくれば、身体の芯から温まった証拠なので、そこまではお風呂に入ることが大切です。湯冷めせず、芯まで温まるのでぐっすり眠れますよ。

素材開発部矢内さん 素材開発部矢内さん

Q4.よく聞く「頭寒足熱」とは何ですか?

石原新菜先生 石原新菜先生

上半身は涼しくて、下半身が温かい状態のことを言います。これは健康の基本です。足先までしっかり血液が循環していることが健康の証。体温の約40%は筋肉が作っていますが、女性は男性よりも筋肉量が少ないので、維持することが大切です。特に女性は、下半身周りは大切な場所なので、頭寒足熱スタイルは女性にとってもメリットばかりですよ。靴下やレッグウォーマー、腹巻き、レギンス、ひざ掛けなど、ちょっと寒いなと思ったら積極的に取り入れてみてください。

先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな

医師・イシハラクリニック副院長

1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員

過去の温め美人プログラム

  • 薄着、冷房での冷えバテ対策方法とは?

    Q1.梅雨になると体調が優れないことが多いです。おすすめの対策方法はありますか?

    A.水毒が原因と漢方では考えます。余分な水分を溜め込まないことが大切です。

  • 在宅ストレス解消法

    Q1.今新型コロナウイルスが流行していますが、この時期に免疫力を高めるのに効果的な方法はありますか?

    A.規則正しい生活を!腸内環境を整える食生活も意識しましょう。

  • しっかり保温して元気に冬を乗り越える!

    Q1.花粉症で困っています。何か対策はありますか?

    A.漢方薬を飲むなら、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)がオススメです。

  • 忘年会や新年会での暴飲暴食で免疫力が低下する?!

    Q1.冬の大敵「インフルエンザ」にかからないためにできる予防はありますか?

    A.基本は手洗いとうがい、人混みの中でのマスク。

  • 秋バテで疲れが取れない、食欲がない、眠れないなどの症状の解消方法とは

    Q1.秋の夜長を快適に過ごす為に、誰でも簡単にできる事はありますか?

    A.頭寒足熱スタイルを意識することがポイント。

  • 昔の夏バテの原因は「暑さ」、現在は「冷え」!冷えバテ対策をご紹介

    Q1.年代別で暑い日を健康に過ごすために注意することはありますか?

    A.体力が少ない小さな子供やお年寄りは、とくに熱中症には気を付けていただきたいです。

  • 5月病にならないための連休の過ごし方をご紹介

    Q1.足がパンパンにむくみます。むくまないには何をしたらいいでしょうか。

    A.隙間時間を見つけて、つま先立ち運動をすると良いです。

  • 冬はヒートショックに要注意 冬の健康管理のポイントとは?

    Q1.冬の大敵「インフルエンザ」にかからないためにできる予防はありますか?

    A.日頃から免疫力を上げておくことが大切です。

  • 朝晩が冷え込む秋の体調管理におすすめのスタイルをご紹介

    Q1.運動が苦手でも手軽にできるおすすめの運動はありますか?

    A.一番簡単に続けられるのは、やはりウォーキングです。

  • 夏の体調管理で気をつけるべきポイントを解説します!

    Q1.暑い日を健康に過ごすために注意することはありますか?

    A.こまめな水分補給と帽子や日陰の活用が大切です。

  • 暑熱順化を知っていますか?春先から夏にかけての熱中症対策について解説!

    Q1.梅雨の時期におすすめの梅雨冷え対策はありますか?

    A.いかに余分な水を溜めないかがポイントになります。

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