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<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up<医師・イシハラクリニック副院長> 石原新菜先生 温め美人 プログラム Warm up

心身ともに優れない“梅雨”との上手な付き合い方

今年も梅雨の季節がやってきました。植物にとってはよい季節かもしれませんが、私たち人間にとっては、湿気の高さや気圧の変化から独特な体調不良が起こりやすい季節なんです。

地域によって異なりますが、夏はジメジメと湿気が高く、冬はカラカラと乾燥しているのを感じると思います。しかし、温度計を見ると湿度が数パーセントしか変わらない日もあります。つまり、同じ湿度でも夏と冬とでは感じ方が違っているということです。気温が高いと空気中に存在する水分量が増えるので、夏は多湿になります。だからジメジメした感じがするのです。天気・気圧と体調は密接に関係しているので、特に梅雨時期はきちんとした体調管理をすることが大切です。

徐々に気温も高くなるので、夏の「冷えや疲れ」を快適に乗り切りたいですね。梅雨が明けたら本格的な夏を迎えます。早めの対策をして健康でいきいきとした生活を過ごしましょう。

教えて!石原新菜先生!

Q&A

Q1. 梅雨になると頭痛や関節痛が激しくなります。対策方法はありますか?

A.湿気が多くなると痛みがでるのは、漢方の考えでは「水毒」が原因と考えます。

身体に余分な水分が溜まり、その水によって身体が冷えて血行が悪くなるためです。
血流をよくすることが大事ですので、湯船にゆっくりと浸かったり、軽い運動をするとよいです。
また冷房を使う季節なので冷房下でも冷えないように靴下やレギンス、腹巻きなどを活用するとよいでしょう。

Q2. 雨が続くとなんとなく身体が重く感じたり気分が落ち込みます。快適に過ごす方法はありますか?

A.こちらも漢方でいう「水毒」が原因です。ラジオ体操やストレッチなどで軽く体を動かすことが大切です。

また気分が落ち込む時には、「気」の流れをよくする生姜、シソの葉、シナモンを積極的に摂ると良いです。
例えば、生姜を紅茶や味噌汁、蕎麦、うどんなどに、シソの葉は納豆や冷奴などに、シナモンは紅茶やトーストなどに
活用するといいと思います。

Q3. 暑いときに冷房を使うと汗冷えしたり身体や足元が冷たくなかなか眠れません。 冬とは違う「夏」の温め対策を教えてください。

A.冷房の温度を少し高めに設定し、扇風機やサーキュレーターなどで風の流れをつくると、身体を冷やし過ぎず涼しく感じます。

冷房を使わない場合でも風の流れをつくるとよいでしょう。
また冷房をつけて寝る場合には、冷えないように春秋用の薄い長袖長ズボンのパジャマ、寝具も春秋用のものを使うとよいです。
足元が冷える場合は、夏でも靴下やレッグウォーマーを履くことをオススメします。
冷房なしでは生活しづらくなっている現代だからこそ、冷房下でいかに冷えないように工夫するかが大事になります。

先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな

医師・イシハラクリニック副院長

1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員

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