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「本格的な暑さ」に負けない過ごし方
去年の夏は、静岡県浜松市で最高気温41.1度を観測し日本歴代最高気温の記録をするほどの暑い夏でした。今年も猛暑日も増えると言われています。
暑い夏、知らず知らずの内に冷たい飲み物の摂りすぎや、効きすぎた冷房でお腹が冷えてしまいます。
大切な臓器が詰まっているお腹は体の中でも最も冷やしてはいけない大切な部分です。
だからこそ、おやすみの時は冷えない衣類を意識することが大切です。
また、室内で過ごしていても汗は常にかいているので熱中症にも注意が必要です。
喉が渇いていなくてもこまめに水分補給するほんの小さな心がけが熱中症にはとても大切です。
今回は、そんな夏でも快適に過ごせる秘訣を石原先生に聞いてみました。
少しでもお役立ていただければ幸いです。
是非、夏の暑さに負けない「生活習慣」を作り健康でいきいきとした生活を過ごしましょう。
教えて!石原新菜先生!
Q&A
Q1. 運動すると汗をかき冷房の中で身体が凍えるほど冷えて体調を崩してしまいます。どんな対策がありますか?
A.運動をして汗をかくことはとても良いことです。
汗をかいて服が濡れた状態でいると体が冷えてしまいます。
とくに冷房下では冷えすぎてしまうので早めに着替えた方がよいです。
また速乾性のある服装にするとよいです。冷えてしまった時は、湯船につかって体の芯から温まるようにしましょう。
お風呂から出たあとも腹巻きや靴下などで温めるとよいです。
Q2. 注意したい自宅の中での熱中症対策
A.室内の温度が26~27度になるように冷房をつけること。
(冷房の設定温度ではなく室温が26~27度)がポイントです。
風を対流させることも大事なので扇風機やサーキュレーターなどを活用する。
こまめに水分補給をすることも大事です。
冷房がないと寝れない方が多いと思いますが冷房をつけて寝るなら冷えない服装がオススメです。
薄い長袖長ズボンで春秋くらいの掛布団がよいと思います。
Q3. 冷房で体の芯まで冷え眠りが浅く疲れが取れません。疲れが和らぐ方法はありますか?
A.やはり湯船につかることが大事です。
夏は暑いからといってシャワーだけで済ませてしまう方が多いですが、夏は冷房で冷えていますので必ず毎日湯船につかると良いです。
ただ、入浴後はしっかりと水分補給も大切です。
体の芯から温まることで寝つきがよくなり途中で目が覚めることも少なります。
また寝る時は、冷房で冷えないように腹巻きや靴下、レッグウォーマーなどを活用するとよいですね!
先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな
医師・イシハラクリニック副院長
1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員
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