A. 血行が悪くなると、顔色が...
- HOME>
- 温め美人プログラム


春の訪れ、まだまだ続く寒暖差
4月は、新しい職場や新しい仲間、新しい土地等、環境の変化が多い季節です。
朝夕は肌寒く、日中は暖かく、気温高低差に伴う体調管理や、新しい環境での心の疲れ、ストレスなどで自律神経も乱れてしまいます。
私も、入社した頃を振り返ると仕事を覚えることに必死で毎日クタクタになるほど疲れ帰宅していたことを思い出します。
仕事と休日にメリハリをつけ趣味を楽しんだり、生活リズムを整えてストレスを溜め込まないことが大切です。
徐々に気温が上がり過ごしやすい季節が来た!!
実は、朝夕の冷え込みが厳しく薄着でいるとまだまだ冷えを感じます・・・。
寒くなると関節が痛む、自然に肩をすくめるから首や肩が凝ってくるなどお悩みを伺います。
さらに、まだまだ続くコロナウイルスや花粉対策でマスクを長時間着けると顔の肌荒れがひどい等お悩みは尽きません。
今回は、そんなお悩みにお役立ていただける情報を石原新菜先生に教えて頂きました。
少しでもお役立てば幸いです。
ぜひ、健康でいきいきとした毎日を過ごしてください。
教えて!石原新菜先生!
Q&A
Q1. なぜ寒くなると関節が痛むのか?また対策方法
A.血流が悪くなるからです。
血流が悪くなっている場所の血管の内側の細胞から「プロスタグランジン」という物質を分泌させて、血管を広げて血流をよくしようとします。
しかし、このプロスタグランジンは同時に痛みを感じる物質でもあるので、血流が悪い場所が痛むのです。
身体がプロスタグランジンを分泌させなくても良いように、身体を温めて血行を良くすることが大事です。
湯船にゆっくりつかる、足浴をする、冷えない服装でいる、カイロを活用する、生姜をしっかり摂るを生活の中に取り入れてみてください。
Q2. 朝夕、肌寒く何気なく肩をすくめていると 首や肩がこってくる、対策教えて下さい
A.首や肩回りの血行をよくすることが大事です。
バンザイ運動や、壁に向かって行う腕立て伏せをすると良いです。
また肩甲骨と肩甲骨の間にカイロを貼るのもオススメです。
湯船にゆっくりとつかって身体の芯から温まることもぜひ続けてください。
Q3. コロナ対策でマスクをしているから顔の肌荒れがひどい、対策教えて下さい
A.マスクによる皮膚の摩擦が原因で皮膚のバリア機能が乱れてしまうことが肌荒れの原因です。
肌への刺激を少なくするためにマスクと皮膚の間に和らかいコットンなど布を挟んでおくとよいです。
またマスクが蒸れてしまうと雑菌が繁殖しやすくなるので、手洗いができるマスクを1日1~2回取り替えて、皮膚を清潔に保つことも大事です。
先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな
医師・イシハラクリニック副院長
1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員
温め美人プログラム一覧
-
2月4日から立春です。
2022年2月・3月号
Q1. 寒い日は、朝起きると目の下のクマや顔色が悪く心配されます。短時間でできる効果的なフェイスマッサージを教えて下さい。 -
厳しい寒さに負けない温活
2021年12・2022年1月号
Q1. 一年中腹巻きの習慣が大切ですが、冬場はどんな特徴の腹巻きがいいのか教えて頂きたいです。A. 冬は特に冷える季節なので...
-
寒暖差の多い秋こそ徹底した冷え対策
2021年10・11月号
Q1. 秋の季節寒暖差がある中で身体のどの部分をどのように温めたらいいのか教えて頂きたいです。A. 秋は朝晩冷え込んでくる季節です...
-
「本格的な暑さ」に負けない過ごし方
2021年8・9月号
Q1. 運動すると汗をかき冷房の中で身体が凍えるほど冷えて体調を崩してしまいます。どんな対策がありますか?A. 運動をして汗をかくことはとて...
-
心身ともに優れない“梅雨”との上手な付き合い方
2021年6・7月号
Q1. 梅雨になると頭痛や関節痛が激しくなります。対策方法はありますか?A. 湿気が多くなると痛みがでるのは...
-
春到来!身体も心もいきいきと暮らす秘訣
2021年4・5月号
Q1. 朝夕の寒暖差が激しく、寝つきが悪くなります。何かいい方法はありますか?A. まずは湯船にしっかり浸かって、身...
-
冬の乾燥と花粉症対策
2021年2・3月号
Q1. 部屋の湿度調整をしても、朝起きると喉がイガイガします。何か対策はありますか?A. 快適な室内の温度と湿度は「温度が...
-
年末年始に備えた「冷え対策」
2020年12月・2021年1月号
Q1. 年末年始はどうしても食べるものが偏りがちです。取り入れるべき食材はありますか?A. 食事が偏ってしまうと腸内環境が悪くな...
-
忘年会や新年会での暴飲暴食で免疫力が低下する?!
2019年12月・2020年1月号
Q1. 冬の大敵「インフルエンザ」にかからないためにできる予防はありますか?A. 基本は手洗いとうがい、人混みの中での…
-
秋バテで疲れが取れない、食欲がない、眠れないなどの症状の解消方法とは
2019年10・11月号
Q1. 秋の夜長を快適に過ごす為に、誰でも簡単にできる事はありますか?A. 頭寒足熱スタイルを意識することがポイ…
-
昔の夏バテの原因は「暑さ」、現在は「冷え」!冷えバテ対策をご紹介
2019年8・9月号
Q1. 年代別で暑い日を健康に過ごすために注意することがありますか?A. 体力が少ない小さな子どもやお年寄りは…
-
5月病にならないための連休の過ごし方をご紹介
2019年4・5月号
Q1. 足がパンパンにむくみます。むくまないには何をしたらいいでしょうか。A. 隙間時間を見つけて、つま先立ち運動を…
-
冬はヒートショックに要注意 冬の健康管理のポイントとは?
2018年11月号
Q2. 冬は肌が乾燥してカサカサになります。どうしたら治りますか?A. 保湿するのはもちろんですが、体の血行…
-
朝晩が冷え込む秋の体調管理におすすめのスタイルをご紹介
2018年10月号
Q1. 運動が苦手な人でも手軽にできるおすすめの運動はありますか?A. 一番簡単に続けられるのは、やはり…
-
夏の体調管理で気をつけるべきポイントを解説します!
2018年9月号
Q1. 暑い日を健康に過ごすために注意することはありますか?A. こまめな水分補給と帽子や日傘の活躍が…
-
暑熱順化を知っていますか?春先から夏にかけての熱中症対策について解説!
2018年6・7月号
Q1. 梅雨の時期におすすめの梅雨冷え対策はありますか?A. いかに余分な水分を溜めないかがポイン…
他の記事をもっと見る