A. 運動をして汗をかくことは...
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今年の夏!猛暑に負けない過ごし方
今年の夏(7~9月)の平均気温は、北日本から西日本は平年より高く、全国的に厳しい暑さの夏になるそうです。
猛暑日は知らず知らずの内に冷たい飲み物の摂りすぎや、クーラーを効かせすぎ身体やお腹が冷えてしまいます。
かといって水分補給や、暑さを我慢してしまうと今度は熱中症になってしまいます。
室内で過ごしていても汗は常にかいているので、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給してください。
ほんの小さな心がけが熱中症にはとても大切です。
今回は、そんな夏でも快適に過ごせる秘訣を石原先生に聞いてみました。
少しでもお役立ていただければ幸いです。
是非、夏の暑さに負けない「生活習慣」を作り健康でいきいきとした生活を過ごしましょう。
教えて!石原新菜先生!
Q&A
Q1. 注意したい自宅の中での熱中症対策
A.室内の温度が26~27度になるように冷房をつけること。
冷房の設定温度ではなく室温が26~27度がポイントです。
風を対流させることも大事なので扇風機やサーキュレーターなどを活用する。
こまめに水分補給をすることも大事です。
冷房がないと寝れない方が多いと思いますが冷房をつけて寝るなら冷えない服装がオススメです。
薄い長袖長ズボンで春秋くらいの掛布団がよいと思います。
Q2. 年代別で暑い日を健康に過ごすために注意することはありますか?
A.体力が少ない小さな子供やお年寄りは、とくに熱中症には気を付けていただきたいです。
子供は遊ぶことに夢中になって、帽子をかぶらなかったり、水分補給の間隔が長くなってしまったり、気づいたら、元気がなくなってたということもあります。
またベビーカーの赤ちゃんにも本当に注意していただきたいです。
ベビーカーは地面に近いので、アスファルトの熱や太陽の反射した光を浴びるので、とても熱くなります。
外にいるときは、ベビーカーにひんやりシートを引いたり、ベビーカーに取り付けられる小さな扇風機もありますし、こまめに赤ちゃんの様子をみて、水分補給もこまめにした方がいいです。
お年寄りは体温調節がうまくできない場合もあります。
喉がかわく感覚も低下している場合もあります。
涼しい服装やお部屋の風を対流させたり、水分補給をこまめにすることが大切です。
Q3. この夏の猛暑を健康に過ごすために注意することはありますか?
A.こまめな水分補給と帽子や日陰の活用が大切です。
子供は外で遊ぶ機会が多く、汗っかきなので、こまめな水分補給を心がけていただきたいです。
また水遊びなどをして体温の上昇を抑えるにも効果的です。
それから必ず帽子をかぶることを心がけてください。
ご年配の方は、体温調整がうまくいかず、暑くても暑さを感じにくくなっている方も多いので、室内の温度設定に気を付けたり、こまめな水分補給を心がけていただきたいです。
また熱を逃しやすい服装で、扇風機やファンなどを使って室内の空気を滞留させるのもおすすめです。
外に出かけるときは、日傘や塩飴などを活用するのもいいと思います。
ただし、冷房がガンガンかかっている寒い場所では、身体を冷やさないように気をつけていただきたいです。
寒いと感じたら、カーディガンを羽織ったり、ひざ掛けをかけたりと、サッと出せるものをバッグの中に入れておくとよいです。
先生プロフィール
石原 新菜いしはら にいな
医師・イシハラクリニック副院長
1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員
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