A. 大事なのは、自律神経を整えることです。
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今年の冬を乗り切るために!
気象庁によると、今年は12月から来年1月にかけて気温は平年並みかそれ以下の厳しい寒さになり、また降水量平年より多くなる見通しで、大雪になる可能性もあるそうです。
12月は、クリスマス、忘年会、大掃除など師が走るといわれるように目まぐるしく行事が続きます。
さらに、寒さが続くと、自宅から出ることも減ってしまい、暖房の効いた部屋では、のどや肌が乾燥したり、汗をかいて蒸れてしまうなど冬の悩みはつきません。
寒い冬をより健康で快適に過ごせる秘訣を温活に詳しい石原先生に聞いてみました。
教えて!石原新菜先生!
Q&A
Q1. 寒くて眠れないことがありますが、寝る前に行う対策はありますか?
A.寝るときも体を温めることが大切です。
手足が冷たい人や低体温の人は、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまうことがあります。
寝るときも体を温めることが大切です。
日頃から体を冷やさないように、適度な運動や湯船に必ずつかること、腹巻きをすることは続けながら、寝る前に足浴(43度くらいのお湯に15分ほど足をつける)したり、腹巻き、靴下、レッグウォーマー、湯たんぽを活用するとよいです。
Q2. 冬になり、肌の乾燥が気になりますが、どんなスキンケアを行ったらいいですか?
A.ご自分にあった「保湿」と、食べ物でしたらお味噌がオススメです。
この時期、空気が乾燥して肌のトラブルが起きやすいので、保湿をすることは大切です。
ご自分にあったスキンケアで「保湿」を念入りにすることを心がけるのと、食べ物でしたら、お味噌がオススメです。
味噌には「グルコシルセラミド」という成分があり、お肌の水分量を保つ働きがあります。
1日に味噌汁2杯分、2週間つづけるとお肌の水分量が1.4倍になるという研究結果もあります。
美肌効果のあるビタミンAやビタミンB群が豊富な人参やきのこ類をお味噌汁に入れるとよいですね!
Q3. 冬は寒く、なかなか外に出るのに躊躇ってしまいます。運動不足解消のために、家でできることはありますか?
A.「スクワット」や「片足立ち運動」などがあります。
家でできる運動として、「スクワット」や「片足立ち運動」などがあります。
スクワットは1日30回を目標に、連続でできなくても1回を3回行うのでもよいです。
また片足立ち運動は、左右1分ずつ行うことで、約50分ウォーキングした時と同じ「負荷」が足にかかると言われています。
足の筋肉が鍛えられるだけでなく、骨にも負荷がかかるので骨粗鬆症の予防にも効果的です。
全身の筋肉の7割が下半身にあるので、下半身を動かすことが効率よく筋力アップ、体温アップにつながります。
Q4. その他、12月1月で注意しなければいけないこと等、教えてください。
A.ウイルス対策に、加湿を心がけましょう。
冬に流行するウイルスは、気温が低くて乾燥した環境を好む性質があるので、常にウイルスが苦手な環境をつくることも大事です。
家の中の環境は、室温22度、湿度50〜60%になるように暖房や加湿器を使うとよいですね。
また湯船につかることで、体が温まるのはもちろん、湯気を吸うことで気道の粘膜に潤いを与えることができます。
粘膜の潤いの部分に粘膜免疫がいてウイルスの侵入を防いでくれているので、粘膜を乾燥させないことも大事です。
マスクも粘膜の加湿になりますので、室内環境、湯船、マスクなどで粘膜が乾燥しないようにしてくださいね!
先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな
医師・イシハラクリニック副院長
1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員
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