A. 湯船にゆっくりとつかって身体の芯から温まることです。
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暦の上ではもう夏になりました!
本社のある岡山県では、平年より早く梅雨入りしました。
梅雨の時期は雨が多く、気圧の変化や湿気でジメジメする・・・
また暑い日が続くようになり冷房が入る季節になり、
冷房が効いている室内と暑い屋外の寒暖差で
体調を崩しやすい・・・
そんな季節に取り入れられる対策を
温活に詳しい石原先生に聞いてみました。
教えて!石原新菜先生!
Q&A
Q1. 寒暖差で体調を崩さないために必要な食べ物はありますか?
A.体を温めてくれる生姜がおすすめです。
やはり体を温める食材を摂ることが大切です。
生姜の辛み成分であるジンゲロールやショウガオールは毛細血管を拡張させて血行をよくする働きがあります。
生姜は食べ物や飲み物、スイーツなど何にでも合う食材なので、
うどんやお蕎麦、納豆、味噌汁、スープ、紅茶、白湯、炭酸水、クッキーなどに入れると良いです。
生姜効果は3~4時間でなくなってしまうので、朝昼晩とこまめに生姜を取り入れるとよいでしょう。
Q2. 質の良い睡眠の為、寝る前にするとよいことはありますか?
A.寝る前に、ストレッチや腹式呼吸をしてリラックスをすることです。
湯船には必ずつかっていただきたいですね。長湯をする必要はないので、40℃~41℃のお湯に10~15分つかるのがオススメです。
湯船につかることで筋肉がほぐれて疲れがとれますし、全身の血行が良くなって体の芯から温まることでぐっすり眠れます。
なかなか眠れない方は体が冷えている可能性が高いので、湯船につかって体を温めるよく眠れると思います。
また寝る前にストレッチや腹式呼吸をすることで副交感神経を優位にしてリラックスすることも大事です。
あとは腹巻きを忘れずに!!お腹を温めることも安眠につながります。
Q3. 梅雨の時期の不安定な気候などで、「6月病」になる人が多いと聞きました。
早めに出来る対策等はありますか?
A.運動や入浴、サウナなどで汗をかいて、体内から余分な水分を出しておくことです。
梅雨の時期は雨が多く、気圧の変化や湿気によって体調を崩す方が多いですね。
湿気が多くなることで、カラッと晴れた日と違って、体からの水分の蒸発が悪くなります。
体からの「水はけ」が悪くなり、余分な水分が体に溜まることで、
頭痛、肩こり、動悸、吐き気、めまい、耳鳴り、だるい、むくみなどの症状が現れます。
これを漢方で「水毒」と言います。「水も毒になる」という考え方です。
なので、明日は天気が悪そうだな!と思ったら、運動や入浴、サウナなどで汗をかいて、先に余分な水分を出しておくとよいです。それが難しい場合は、全身の血行をよくしながら利尿作用のある生姜紅茶を飲むとよいでしょう。
先生プロフィール

石原 新菜いしはら にいな
医師・イシハラクリニック副院長
1980年長崎県生まれ。帝京大学病院での研修医を経て、現在、父である石原結實(ゆうみ)院長のクリニックに勤務。東洋医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたっている。日本内科学会会員/日本東洋医学会会員/日本温泉気候物理医学会会員
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